著 者:ダン・ブラウン 訳:越前敏弥
出版社:角川書店
出版日:2005年4月5日初版
評 価:☆☆☆(説明)
「ダ・ヴィンチ・コード」の著者による科学ミステリー。「天使と悪魔」と「ダ・ヴィンチ・コード」のラングドンシリーズの間に、アメリカで2001年に出版された。
ラングドンシリーズ2つでは、「キリスト教」を題材に読み手の好奇心を刺激して、特に「ダ・ヴィンチ・コード」は大ベストセラーになった。本書でのテーマというか、料理されるのは「NASA」だ。大統領選挙も絡んでくる。
現代的なだけに、「本当にそうだったかもしれない」という、秘密の暴露的な興味はそそられない。しかしフィクションとして充分に楽しめる。宗教から切り離されているので、「ダ・ヴィンチ・コード」の映画化の時のような妙な反発も招かないだろう。(NASAは「事実と異なる」という無粋なことは言わないだろうから)
ストーリーは、NASAの世紀の大発見(地球外生物)に対する疑惑を、主人公の女性が海洋学者らと共に解明していく。途中には「あり得な~~い」と叫びそうになることが、次々と起きる。「天使と悪魔」で、ラングドンがヘリから飛び降りて来たときにはびっくりしたが、今回はそれ以上だ。
「あり得な~~い」ことが起きるハリウッドのアクション映画を楽しめる人にはおススメ。そういうのはシラけてしまう人には?どうだろう?
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こんばんは、はじめまして。ひさゆきと申します。
今日こちらのブログを拝見したのですが
YO-SHIさんの感想にはなるほど〜!と思ったり共感する部分がたくさんあって
読むのがとても楽しいです♪
デセプション・ポイントの感想で、ハリウッドという言葉を見たときには
あ、同じ感想!とおどろきつつ嬉しくなってしまいました。
先ほどTBを送らせていただいたのですが、もしよろしければ認証いただけると嬉しいです。
それでは、また遊びに来させてください♪
ひさゆきさん、コメントありがとうございます。
ひさゆきさんのブログも拝見しました。すごい勢いで感想が
投稿されていますね。そして、私が読んだ本との重なりも
ちらほら、というか結構たくさんありますね。
デセプション・ポイントの感想については、まさに同じ感想!
いやぁ、気が合いますね。
ところで、TBがまだ来ていないようなのですが...
ダン・ブラウン「デセプション・ポイント」
ダ・ヴィンチ・コードで有名になったダン・ブラウンの本。
今回は美術、宗教関係じゃなくて
NASAを代表とする宇宙に関したうんちく満載。
そして例えるなら、ちょうどいい長さで終わる24。
誰が見方で敵なのか…。
主人公の周囲に次々現れる人々の策略とその思惑が…
失礼しました!
もう一度送ってみたのですが、届きましたでしょうか??
お手数お掛けして申し訳ないです