ブログネタ: 「書店」vs「ネット」、あなたはどっちで本を買う?
私が利用しているブログサービス「ココログ」では、ブログ管理画面の右側に「ブログネタ」という、ブログの記事のネタを提供するサービスが表示されています。このブログは「本のこと」というテーマが決まっているので、いつもは「私には関係ない」と思っていたのですが、今回は「本のこと」だったので、参加してみました。
この「ブログネタ」には、投票機能が付いていて、上のリンクから投票結果と参加ブログの記事を見ることができます。136人参加している現在では「書店」が2/3で優勢です。ただ、記事を読むと「どっちでも買う」という人が多いです。投票にはその選択肢がないので、「書店」への応援の気持ちがそういう人に「書店」を選ばせているような気がします。
それから、細かいことを言いますが、「ブログネタ」の質問は、「欲しい書籍があるとき、あなたは書店で買いますか、それともインターネットで注文しますか?」となっています。強調すると「欲しい書籍があるとき」です。だから、「本屋でブラブラしていて、面白そうな本があったら買う」ということで「書店」を選ぶのは当たらないはずです(ホントに細かいですね。自分で書いていてちょっと恥ずかしくなってきました)。
かく言う私は「書店」を選びました。多くの人と同じで、ネットでも買います。でも「欲しい書籍」が決まっていれば、迷わず書店へ行きます。Amazonやbk1で買う場合の、到着までの2、3日が待てないからです。
幸いなことに、車での移動が日常のわが街では、その気になれば大きめの書店を3つ4つハシゴできます。いつも4つ回るわけではなく、その時に気が済むだけ回ってなければ、ネットで注文を入れます。悲しいことに、最近はネット注文が増えています。品揃えがよかったT書店が撤退してからはテキメンにです。
「本屋でブラブラしていて、面白そうな本があったら買う」楽しみは、女性のウィンドウ・ショッピングと同じで楽しいですよね。
ヴィレッジ・バンガードみたいに特色ある書店の棚には発見がいっぱい。だから始めて入る書店は棚が楽しみですね。
私はネット書店はDVDの注文によく使います。書籍や雑誌は書店で、が大半です。
ポポロさん、コメントありがとうございます。
私は中学生のころ、休日の昼間のほとんどを本屋で過ごしていました。
用事のある友達が、家ではなくその本屋に来るぐらいでした。
お金なんか持ってないので、よく来る割にはほとんど買わない。
お店にとっては迷惑な客だったと思います。
記事に書いた撤退してしまったT書店は品揃えが豊富で、そこに行けば
何でも置いてある、という感じさえしていました。
本が好きなうちの娘に、何度かT書店に連れて行け、とせがまれました。
そしてとうとう「私、この店に住みたいわ」とのたまいました。
彼女は父を越えました。(笑)
欲しい書籍があるときすぐにでも読みたい場合は、基本的には書店に行きますね。
読むのが後でもよい場合は、ネットで注文します。
本の楽しみは実際に本屋さんで手にとってそして買う=満足感につながり心を満たされ、更に読んで心が満たされる・・・そういうものと私は思います。
今日TVの報道特集で電子書籍が取り上げられていました。
実際に音楽のネットダウンロードによる配信(購入)が進んでいる昨今、私の近所に数店あるCD/DVD等の販売店がいつ行ってもがらがら、本格的に電子書籍が主流になると同じ運命をたどるような気がして心配です。その場で手に取る楽しみが、書店で買う理由ですから・・・・。
少し主題からずれてしまったかな?
someseiさんコメントありがとうございます。
>本の楽しみは実際に本屋さんで手にとってそして買う
>=満足感につながり心を満たされ、更に読んで心が満たされる
的確に本の楽しみを言い表していて、その通りだと思います。
書店で本を買うのって、目当ての本を見つけた時の小さな喜び
を思うと、本と自分との「出会い」でもあると思うんです。
本を買うことで、その出会いを確かなものにする。
それが、検索してクリックしてダウンロード、手に取るものさえ
なくなってしまうと、本との関係は変わってしまうでしょうね。