明日10日は、本屋大賞の発表日です。お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今年は本屋大賞ノミネート作品を積極的に読んできました。それでもノミネート10作品のうち8作品止まりで、2作品は未読に終わってしまいました。
読んだのは、「偉大なる、しゅららぼん」「くちびるに歌を」「誰かが足りない」「人質の朗読会」「ビブリア古書堂の事件手帖」「舟を編む」「プリズム」「ユリゴコロ」。読んでないのは、「ジェノサイド」「ピエタ」です。
ブログのお友達の板栗香さんが「マロンカフェ」で、本屋大賞の予想をされてます。明日が発表という日にしかも2作未読のままで、厚顔だとは思いますが、私もマネをして予想をしてみます。
本命:「ジェノサイド」 対抗:「くちびるに歌を」「ビブリア古書堂の事件手帖」 大穴:「ユリゴコロ」
未読の「ジェノサイド」を本命にするという暴挙ですが、8作品読んだところで「これだ!」という作品がなかったための苦肉の策です。本読みの予想としてあるまじき行為ですが、「方々で高い評価を受けているから」というのが本命にした理由です。
「くちびるに歌を」「ビブリア古書堂の事件手帖」は、広い読者層に安心して薦められる、という意味で、書店で売りやすいだろうと思いました。昨年の大賞作品「謎解きはディナーのあとで」と同様の、ライトノベルテイストな作品であることも理由です。(ただ、文庫本の受賞は難しいかなぁ。)
「ユリゴコロ」は、私ならおススメする人を選びます。読書にダークなものを求めない人も多いからです。だから大賞にはしません。ただ、ノミネートされているのだから、この作品を推す書店員も多いのでしょうし、巷に「まほかるブーム」なる言葉も散見されます。
過去にも2009年の「告白」のように、ダークな内容を含んでいても「これはスゴイよ!」という作品が支持を集めたことがあります。その他の年の大賞作品は「広い読者層に薦められる」傾向があるようなので、この両者のせめぎ合いの中で、「これはスゴイよ!」が勝れば、この作品が選ばれそうです。
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(2012.4.10 追記)
発表されました(「本屋大賞 公式サイト」)。大賞は「舟を編む」。以下、2位「ジェノサイド」、3位「ピエタ」、4位「くちびるに歌を」、5位「人質の朗読会」、6位「ユリゴコロ」、7位「誰かが足りない」、8位「ビブリア古書堂の事件手帖」、9位「偉大なる、しゅららぼん」、10位「プリズム」。
「舟を編む」は、名前も挙げていないわけで、予想はハズレでした。本命にした「ジェノサイド」が2位、対抗の「くちびるに歌を」が4位(3位の「ピエタ」は未読)、ということで、ほんの僅かだけどかすったことにしようと、自分に言い聞かせてます。
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2012年 本屋大賞 予想
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やっと候補作10作品すべて読み終えましたので、毎年恒例のメッタ斬りならぬ、いが栗メッタ割り予想です。(苦笑)素人へっぽこ本読みの予想ですので、お祭りの一環として気楽にお楽しみくださいませ〜では読了順にコメントを。(感想がアップしてあるものは、本のタイトルから当ブログの感想へリンクしてあります。)万城目学『偉大なるしゅららぼん』私はとっても好き。もうあほらしくって、ニヤニヤ笑いながら読みましたもん(笑)でも、それも琵琶湖の水を飲んで育ってきた大阪人だか…
外れましたね(笑)
あたしはノミネートされた本のうち2冊しか読んでなくて予想すらできない状態だったのですが(笑)
とりあえず1冊ずつノミネートされた本を読んでいこうと思ってます。
図書館利用ですが(^-^;)
YOーSHIさんは逆に8冊読んでますか~。
さすがです。
igaigaさん、コメントありがとうございます。
みごとに外れました(笑)。
「これだ!」って感じはしなかったものの、私が読んだノミネート作品は、
どれもそれなりに面白かったです。
もし読まれたら、感想などを教えてもらえるとうれしいです。