「本屋大賞」が決定したばかりですが、「大学読書人大賞」という賞も昨日決定・発表されたようです。公式ホームページによると、この賞は「全国の大学文芸サークルによる投票と評論と議論によって、大学生に最も読んでほしい本を選ぶ」という主旨だそうです。
約40の大学の49個の文芸サークルが、各5作品まで投票して選ばれた大賞候補作5作品から、推薦文の執筆、投票などを経て、最終的には公開討論会で順位を決定したそうです。大学生、ガンバッテいるじゃないですか。私はそこがうれしかった。
そして大賞に選ばれた作品が、森見登美彦さんの「夜は短し歩けよ乙女」。ちょっと作品が古くはないか?と思いますが、対象作品は「文庫落ちを含む、2008年11月1日から2009年10月31日までに日本国内で第1刷が発行された本」だそうです。
「夜は短し~」は2008年12月に文庫化されていますから、対象範囲なんですね。文庫本を対象として規定するあたりも、大学生らしくて良いです。(大学生=お金ない、という図式は必ずしも当てはまりませんが)
その他の大賞候補作は、2位:有川浩「植物図鑑」、3位:村上春樹「1Q84 BOOK1・2」、4位:伊坂幸太郎「あるキング」、5位:米澤穂信「ボトルネック」でした。
こんにちは。
僕もつい最近この賞を知ったのですが大学生らしくていいですよねー
また推薦文を書いてそれぞれの候補作品の最優秀推薦文を書いた人間によるプレゼン合戦による討論会で大賞が決定するっていうのもユニークで新鮮味を感じました。
まだまだ認知度も低いと思いますがもっと盛り上がるように応援したくなる賞ですね。
第1回、第2回に続いて3年連続文庫本が受賞するあたり大学生っらしいですね。
banchiさん、コメントありがとうございます。
そうそう討論会で大賞が決定、っていうのが新鮮ですよね。
文学賞って、いろいろな利害が絡んでいて..という印象が残るものが
少なくないですが、これならオープンですね。
1回目も2回目も文庫本が受賞しているとは知りませんでした。
最近は少し高いものもありますが、500円前後で手に入る文庫本は、
本好きの強い味方ですね。
こんにちは
この賞あることは知っていましたが
今年は森見さんだったんですね。
確か去年舞城王太郎の「好き好き大好き愛してる」かなんかがとっていて
変な賞だなと思ったのを覚えています。
でもこの夜は短し歩けよ乙女」は僕もけっこう好きなんで
本嫌いの大学生とかには
勧めたい本ですね
プリンスさん?いや王子さま、コメントありがとうございます。
私はこの賞のことは、これまで知りませんでした。
森見さんのブログにトラックバックを送られている、
「森見登美彦先生情報」で知りました。
http://d.hatena.ne.jp/dareka-backroom/
学生さんにはできるだけ本を読んでもらいたいですね。