新聞社の紙面モニターになりました

 某新聞社の紙面モニターをすることになりました。期間は4月から半年で、2週間に1回のアンケートに答えることになっています。アンケートは、その週の「良い記事」を1点選びその理由、「難点のある記事」を1点選びその理由、指定された記事の評価や意見・注文、の3つを書くそうです。

 最近になって、テレビや新聞の報道で、偏っていたり不正確だったりしていて「これはないんじゃないの?」と感じることが、ごくたまにですがありました。それで、意見をメールで送ってみたことがあるんです。そうすると「貴重なご意見をいただき...関連部署に...今後の...」という丁寧なメールが返信されてきます。
 ただ、どういう人がどういうつもりで読んでくれているのかさっぱりわからない。もしかして誰も..という疑念さえある。その点「紙面モニター」ならそんなことはないだろう、というのが応募の理由です。(「これはないんじゃないの?」という報道は、テレビの方が多いんですけどね。)

 応募したのは震災前ですが、このような大きな出来事、しかも原発の事故は進行形のまま長期間にわたると予想される出来事に直面して、報道機関が何をどのように報道するのかが、これまでになく重要になってきたと思います。

4つのコメントが “新聞社の紙面モニターになりました”にありました

  1. じゅんちゃん

    私も10年も前に紙面モニターというのをやってみたことがあります。「貴重なご意見を・・・担当者に・・・」よりは、マシな反応だったと記憶しますが、何れにせよ都合の悪いことにはノーコメントという姿勢が変ることはありませんでした。
    大体、今の新聞は、記事の責任の所在が明記されないので、有耶無耶になるのが普通です。
    私はカンボジアに住んで、プノンペンの英字紙を読んでいます。かなりトンチンカンなコメントが多いのですが、これは原則として署名記事ですから、執筆者に直接、物申すことが出来ます。
    日本の新聞も、明治時代にはそうだったようですね。「主筆」というような肩書きが、今では有名無実、消滅しています。
    せめてモニターの意見と回答を、並べて公開するようだと、まだ救いがあるかと思いますが。
    とにかくビシビシとやってください。

  2. YO-SHI

    じゅんちゃんさん、コメントありがとうございます。

    紙面モニターの大先輩でいらっしゃったんですね。
    あまり大きな期待はできない、ということですね。
    まぁ、相手は大きな組織で、何かを変えるのには時間もエネルギーも
    かかりそうですからね。

    ただ、アンケートの結果をエディターやデスクが閲覧できるようにしたり
    ダイジェストを全記者に送信したり、月に1回は紙面で回答したりする
    そうです。だからまぁ、少しは期待することにします。
     

  3. 最近の新聞を読んでいると、広告が多く、それも軟骨成分を補うサプリメントだったりします。投書欄をみるにつけても「高齢者をターゲットにつくっているなぁ」と思います。
    若い人達はネットでニュースを読んでいるのでしょうか。
    もう新聞の時代じゃないという人も多いと思いますが、“紙派”の私としては、やはりバランスのよい紙面づくりを心がけて欲しいです。YO-SHIさんのご活躍に期待しております。

  4. YO-SHI

    敦さん、コメントありがとうございます。

    新聞社の台所事情もあるんでしょうか、私から見るとかなり怪しげな広告が
    最近特に増えたように思います。

    新聞社には「広告掲載基準」が設けてあって、何項目もの「掲載しない」
    ものが定められています。
    その中に「比較または優位性を表現する場合、その条件の明示、
    および確実な事実の裏付けがないもの」という項目もあって、これに
    該当する広告は、かなりの数あるように思うんですが...

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