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2010年の「今年読んだ本ランキング」を作りました。

 今年で3回目になりますが、今年読んだ本のランキングを作ってみました。昨年までと同じく小説部門は10位まで、ビジネス・ノンフィクション部門は5位までです。(参考:昨年のランキング

 今年はこのブログでこれまでに109冊の本を紹介することができました。☆の数は、「☆5つ」が2冊、「☆4つ」は40冊、「☆3つ」は63冊、「☆2つ」が4冊です。相変わらず「☆3つ」がかなりの割合を占めますが、「☆3つ」を「可もなく不可もなく」ではなく、「自分としては、まぁ楽しめた(役に立った)。興味のある人はどうぞ」です。つまり、「今年もずいぶん楽しんだなぁ」ということですね。では、ご覧ください。

■小説部門■

順位 タイトル/著者/ひとこと Amazonリンク
上と外 / 恩田陸 Amazon
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中米の国のクーデターや、マヤ文明などを取り入れたコメディ。予想外の事件が次々と転がるストーリーに、ホロッとさせる家族愛を織り込んだ娯楽作品。
天地明察 / 冲方丁 Amazon
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正確な暦の採用に生涯をかけた江戸時代の青年の物語。時代小説でありながら、「何者かにならん」ともがく主人公への「羨望」と「共感」を呼び起こす。
キケン / 有川浩 Amazon
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工学系男子が巻き起こす、ぶっ飛んだ危険な騒動の数々が、キラキラした結晶のような輝きを持って語られる。すべての「元男の子」の心を揺さぶる作品。
神去なあなあ日常 / 三浦しをん Amazon
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林業という厳しい現場に放り込まれた18才の青年の奮闘記。登場人物たちが抜群に素敵だ。物語の雰囲気が瑞々しく、山仕事の人びとの暮らしが力強い。
オー!ファーザー / 伊坂幸太郎 Amazon
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主人公の由紀夫には父親が4人?気の利いた会話、愛すべきキャラクター、巧みな伏線。伊坂作品の人気の特長が強くでた、著者が言う第一期最後の作品。
獣の奏者 外伝 刹那 / 上橋菜穂子 Amazon
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名作「獣の奏者」に収めなかった3つの物語。著者が「自分の人生も半ばを過ぎたな」と感じる世代に向けた、静かにしかし一瞬で燃え上がるような恋物語。

戸村飯店青春100連発 / 瀬尾まいこ Amazon
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大阪の下町の中華料理店の、要領が良くていい加減な兄と真面目な弟。吉本新喜劇、アメをくれる近所のおばちゃん。大阪の町が育んだ家族愛の物語。
ペンギン・ハイウェイ / 森見登美彦 Amazon
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腐れ大学生でも京都でもない、著者の新しい引き出しから出てきた物語。クールな小学生のアオヤマくんと、キュートなハマモトさんたちの不思議な体験。
猫を抱いて象と泳ぐ / 小川洋子 Amazon
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人前に出ない不世出のチェスプレイヤーの、悲しくも美しい物語と、静謐な音楽か詩のような文章。チェスの素人の私でも、その棋譜を「美しい」と感じる。
10 マークスの山 / 高村薫 Amazon
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十数年の時を隔てた4つの事件が、1つに縒り合わされる。事件を追う刑事たちと犯人の人間ドラマで魅せる。改稿を重ねた著者の代表作、文庫版でどうぞ。

 上位2つは「☆5つ」、それ以外は「☆4つ」なんですが、順位はそれぞれ前後3つぐらいの範囲で迷いに迷いました。作家さんの顔ぶれを見ると、冲方丁さん、瀬尾まいこさん、高村薫さんが、今年初めて読んだ作家さんです。その他はお馴染みの顔ぶれが並んでいて、私の好みがはっきり出てしまいました。

 選外の作品について言うと、初めての作家さんでは、三崎亜記さんの「失われた町」、真保裕一さんの「アマルフィ」、好きな作家さんでは、森博嗣さん「カクレカラクリ」が良かったです。
海外作品も、10位には入れませんでしたが、ジョージ・R・R・マーティンさんの「氷と炎の歌」シリーズ、スコット・マリアーニさんの「ベン・ホープ」シリーズは、これから長い付き合いになりそうです。

■ビジネス・ノンフィクション部門■

順位 タイトル/著者/ひとこと Amazonリンク
小惑星探査機 はやぶさの大冒険 / 山根一眞 Amazon
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今年一番の明るいニュースはこれだと思う。だから本書の魅力は「はやぶさ」の成功あってのこと。それでも7年前から取材を続けていた著者には感謝したい。
フリー <無料>からお金を生み出す新戦略 / クリス・アンダーソン Amazon
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携帯ゲームサイトなどで良し悪しが言われるようになった「無料」のビジネスモデルをいち早く正面から考察した本。今後の経済の重要なテーマになると思う。
日本人へ 国家と歴史篇 / 塩野七生 Amazon
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徹底したリアリストの著者が、日本の政治と社会を斬る。時に切れすぎて怖いぐらいだ。しかし、「あぁ、そのとおりだった」と思うことの何と多いことか。
地域再生の罠 / 久繁哲之介 Amazon
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「地域振興」は、地方の喫緊の課題だが、その「成功例」は実は危ういものだった。自治体や地域振興関係者には厄介な本だが、目をそらしてはいけない。
中国報道の「裏」を読め! / 富坂聰 Amazon
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中国のメディアが報道した中国国内のニュースを考察する。そこから見えてきたのは、私たちが思っている「一党独裁国家」とは少し違った姿だった。

 今年は明るいニュースを伝えた本が1位になって良かったです。ただ「事業仕分け」の中継を見て思うこと」という記事を私が書いたのは、昨年の11月。科学技術関連の予算の縮減が話題になったことを思うと複雑な気持ちです。
 今や、「事業仕分け」は燎原の火のように、全国の自治体に拡がっています。「費用対効果」だけで物事を判断することが続けば、これから先に、こんなニュースに触れる機会があり得るのかどうか不安です。
 

「たんぽぽモール」に、コラムを書くことになりました。

 「たんぽぽモール」という女性向けウェブマガジンで、「ブックレビュー・オススメ本」のコラムを書かせていただくことになりました。今日、第1回目のコラムが掲載されました。紹介した本は、伊坂幸太郎/「チルドレン」です。

 「たんぽぽモール」は、女性向けポータルサイトとして、300万人の会員をかかえ、10年の実績がある老舗サイトだそうです。サイトのテーマは「女子力アップ」。20代~40代の女性がアクセスの8割を超えるそうで、それはテーマがこの層の皆さんによくマッチしているからなのでしょう。

 ポータルサイトとして、ショッピングやプレゼント、会員向けの限定情報やメルマガなど、盛りだくさんです。「女子力アップ」の方法なんて皆目分からない私が書くコラムが、会員の皆さんに受け入れてもらえるかどうか少し不安ですが、これまでに読んだ500冊弱+これから読む本の中から、「楽しんで読める本」を中心に選んで紹介していこうと思っています。

 たんぽぽモール
 第1回目の私のコラム 【ブックレビュー・オススメ本】:伊坂幸太郎/「チルドレン」 

「これから出る本 読後感想文募集」に入選しました

 日本書籍出版協会という出版社の団体が、月に2回発行している近刊図書情報の「これから出る本」という小冊子で募集していた、読後感想文のコンクールで「優秀作」に入選しました。締め切り間際の8月末に応募したきり忘れてしまっていましたが、先日、結果発表が載っている「これから出る本」と一緒に、入選のお知らせが届きました。

 「これから出る本」は、書店のレジ横あたりによく置いてある無料の冊子です。時々手にとって読むのですが、そこで感想文を募集していることを知って、ものは試しとばかりに応募してみたところ、こんなうれしいことになりました。
 募集要項では、優秀作3点、佳作5点となっているのですが、結果発表を見ると、今年は優秀作7点、佳作ゼロ。なんとありがたくも太っ腹なことでしょう。感謝です。

本好きのためのSNS「本カフェ」フリーペーパー

honcafefp.jpg 私が参加している、本好きのためのSNS「本カフェ」で、フリーペーパーを発行しました。右の表紙イメージからPDFファイルにリンクされています。ぜひ、ご覧ください。

 今回は、私は制作に参加していないのですが、メンバーの有志がそれぞれの持ち味を生かして1つの形あるものを作り上げることができました。表紙のイラストは、何人もの人の作品をコラージュしたものです。こじんまりしたSNSですが、管理人のジーナフウガさんの人柄と熱心さによって連帯感が生まれた居心地のいいSNSです。

 印刷した紙のフリーペーパーは、これもメンバーの有志が、書店や図書館などの自分の身近の場所にお願いして置いてもらっています。と言っても、非常に限られた部数しか設置されていないので、もしどこかで見かけたなら、それは「超々レア物」です。必ず「こんなところで見つけるなんて超ラッキーだ」と一声あげてから手にとってください(笑)

「書店」vs「ネット」、あなたはどっちで本を買う?

ブログネタ: 「書店」vs「ネット」、あなたはどっちで本を買う?参加数拍手

 私が利用しているブログサービス「ココログ」では、ブログ管理画面の右側に「ブログネタ」という、ブログの記事のネタを提供するサービスが表示されています。このブログは「本のこと」というテーマが決まっているので、いつもは「私には関係ない」と思っていたのですが、今回は「本のこと」だったので、参加してみました。

 この「ブログネタ」には、投票機能が付いていて、上のリンクから投票結果と参加ブログの記事を見ることができます。136人参加している現在では「書店」が2/3で優勢です。ただ、記事を読むと「どっちでも買う」という人が多いです。投票にはその選択肢がないので、「書店」への応援の気持ちがそういう人に「書店」を選ばせているような気がします。

 それから、細かいことを言いますが、「ブログネタ」の質問は、「欲しい書籍があるとき、あなたは書店で買いますか、それともインターネットで注文しますか?」となっています。強調すると「欲しい書籍があるとき」です。だから、「本屋でブラブラしていて、面白そうな本があったら買う」ということで「書店」を選ぶのは当たらないはずです(ホントに細かいですね。自分で書いていてちょっと恥ずかしくなってきました)。

 かく言う私は「書店」を選びました。多くの人と同じで、ネットでも買います。でも「欲しい書籍」が決まっていれば、迷わず書店へ行きます。Amazonやbk1で買う場合の、到着までの2、3日が待てないからです。
 幸いなことに、車での移動が日常のわが街では、その気になれば大きめの書店を3つ4つハシゴできます。いつも4つ回るわけではなく、その時に気が済むだけ回ってなければ、ネットで注文を入れます。悲しいことに、最近はネット注文が増えています。品揃えがよかったT書店が撤退してからはテキメンにです。

レビュー記事が400本になってました。

 先日の「日本人へ リーダー篇」が、400本目のレビュー記事だったことに、今になって気づきました。今日、レビュー記事のデータにちょっと手を入れようと思って検索したら「403」件と出て、「しまった。超えちゃってるよ」と気がついた次第です。6月ごろに「あと15本だ」と思った記憶があるのですが、すっかり忘れていました。

 昨年の8月1日に「レビュー記事が300本になりました。」という記事を書いてます。年間100本、週2本のペースが守れているということですね。ありがたいことです。また、1年前のその記事には、交流を求めて、他の方のブログにお邪魔して「私もその本読みました」というコメントを残す、「コメント回り」のことが書かれています。そう言えば最近やってないな、と少し反省した次第です。

 その代わりではないのですが、SNS「本カフェ」の方では本について(それ以外にも)色々な方とお話ができました。「gift(ギフト)」の記事で書きましたが読書会もやっていて、次回の本選びは私ができるようです。ちょっとドキドキします。

(2010.7.31 追記)
読書会の本を決めました。天国の本屋 (新潮文庫) です。今からSNSに登録しても読書会には間に合います。よろしかったらどうぞ。
登録が承認制になっていますので、管理人さんのジーナフウガさんにメール(love_heartgraffiti@yahoo.co.jp)で問い合わせてください。

「読育(どくいく)」に思うこと

 先日、新聞で「そろそろ「読育」はじめませんか。」という広告を見ました。有名な参考書の出版社の広告です。私も高校時代から大学受験にかけては大変お世話になりました。その広告には、その会社が考える「読育」を次のように書いてありました。

 「読むこと」がしっかりと身について、読解力が養われれば、「自分で考えるチカラ」を育てられるのです。「読むこと」が、すべての学習の基本となり、さまざまなチカラが育まれる。

 その通りだと思います。すごく良いです。どんな学習・学問もその知識の多くは「読む」ことで得ます。どんな素晴らしい書物を読んでも、読み解く力がなければ自分のものになりません。食べ物をかみ砕いて消化しなければ自分の栄養にならないように。それから「自分で考えるチカラ」を育てられる、ということもその通りだと思います。
 また、私は以前から親子で本を読む「親子読み」をオススメしているのですが(参照:新しい読書の形「親子読み」の提案)、これは、読んだ本のことを誰かに伝えるという経験が、コミュニケーションの充実だけでなく、「自分で考える」ということにとても役立つと思うからです。

 ただ、この広告には気がかりなこともありました。「感心しながら覚えたことは、強く印象に残るもの、物語を楽しみながら、小学校で学習する内容も身につけられます。」とあり、続いて小学校3年生から6年生向けの本のシリーズが紹介されています。
 どうやらこのシリーズは、国算理社と英語、保健体育の勉強が物語仕掛けになっている本のようです。これは、上に書いた「読育」の考えと微妙にズレています。「自分で考えるチカラ」を育むための読書ではなく、「○○(例えば算数)の知識を得るための読書」になってしまっています。
 つまり、これでは単なる「子ども向けのやさしい参考書」に過ぎず、「読育」とは直接の関係はありません。とは言え、この広告を非難するつもりはありません。これは参考書の会社の広告ですから。販売のために「読育」を利用するのは、マーケティング戦略としては「アリ」だと思います。

 さらに、調べてみると、文科省関連の事業にも「読育」という言葉が使われています。それから、OECDの国際学習到達度調査で「読解力」の成績が悪かったので「読育」に力を入れる、という文脈もあります。「読書教育」でも良いものを「読育」と言うことで政府が取り組みやすくなりました。ちょうど「食育」という言葉の発明が「食育基本法」などという法律に繋がったように。
 私は、子どもの間の読書は、読書そのものの楽しみが大切で、楽しいからこそ「読解力」がつくほどの量を読むことができるんだと思います。政府・官庁や学校が「読育」を推進するのは結構ですが、「○○のための読書」と早計に結果を求めたり、ましてや政府が「正しい読書」を決める、などということにならなければいいけど、と思っています。

「TED.com」のコンテンツが素晴らしいことについて

 先日投稿した「モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか」の記事で、著者のダニエル・ピンクさんの講演の動画を紹介しました。それが収録されている「TED.com」というサイトが、あまりにも素敵なので改めて紹介することにしました。

 TEDは、講演会を通して有益な発想や考察の普及を行っている、米国に本拠を置く非営利団体。名称のTはTechnology、EはEntertainment、DはDesignの頭文字です。すごいのは講演者の顔ぶれ。下に例をあげていますが、技術、エンタテイメント、デザイン、だけでなく、ビジネスやサイエンス、グローバル問題などの各分野の超著名人が名を連ねています。
 そして、講演の内容をネットで無料で公開しています。講演会に出席するには年会費6,000ドルを払って会員にならないといけないのに、タダで配信です。これだけでも十分ですが、さらに素敵なのは、動画にはボランティアによって各国語の字幕が付いて、もちろん、日本語の字幕が付いた講演も膨大にあります。また、1つ1つの講演は十数分から20分程度で見やすい長さなのもGOODです。

 私は、自分が読んだ本の著者の話が聞けること、自分が末端にいるIT業界のトップの講演が見られることなどから、本当にいいものを見つけたと思っています。日本にもこんなサービスがあるといいのになぁ、と思わずにはいられませんでした。

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読んだ本の著者
ダニエル・ピンク:「モチベーション3.0」「ハイコンセプト」の著者
クリス・アンダーソン:「フリー <無料>からお金を生み出す新戦略」の著者
ダン・アリエリー:「予想どおりに不合理」の著者
ブライアン・グリーン:「エレガントな宇宙―超ひも理論がすべてを解明する」の著者
スティーブン・ジョンソン:「ダメなものは、タメになる」の著者(日本語字幕なし)
J・K・ローリング:「ハリーポッター」シリーズの著者(日本語字幕なし)

その他
デビッド・ケリー:「発想する会社」「イノベーションの達人」のIDEO創業者(日本語字幕なし)
ビル・クリントン:元アメリカ合衆国大統領
ジェームズ・キャメロン:映画監督。作品に「タイタニック」「アバター」など
ジェームズ・ワトソン:ノーベル生理学・医学賞受賞者。DNAの共同発見者
ビル・ゲイツ:マイクロソフト社会長
アラン・ケイ:元アップルコンピュータ社フェロー。通称「パソコンの父」
ニコラス・ネグロポンテ:MITメディアラボ創始者
スティーブ・ジョブズ:アップル社CEO(日本語字幕なし)
セルゲイ・ブリン、ラリー・ペイジ:Google創業者(日本語字幕なし)

ブクログ(Booklog)に本棚を作りました

 ブクログ(Booklog)は、自分が読んだ本や読みたい本、積読本などを登録して、本棚に表紙イメージを使って管理できるサービスです。本をISBNコードやAmazonのASINコードを使って登録すると、本棚に一度に25冊の本の表紙が表示されます。友達んちに行って本棚を見ているみたいな感じで楽しいです。

 登録は、コードを改行区切りで並べたテキストデータを作れれば一括登録もできます。私は記事に埋めてあるAmazonのリンクコードから何とかASINコードを抜き出せたので、428冊を一括登録できました。でも、それを並べ替えたり、評価やタグを付けたりするのは大変でした。レビューもこのブログの記事へのリンクを載せるのが精いっぱい。と言うか、まだ作業途中です(笑)。

 並べ替えは、最初の25冊はこれまでに読んだ好きな作家さんの本や良かった本を並べました。その次からは、作家さんやジャンル別に一応並べてあります。興味がある方がいらっしゃったら、右サイドバーのブログパーツかここから、ちょっと覗いてみてください。

「グーグルに、自分のブログを、すすめられ」

Googleリーダーの画面

 タイトルは、意味もなく五七五にまとめてみました(笑)。

 私は、ブログの更新情報を得るのに、RSSリーダーとしてGoogleリーダーを使っています。お友達のブログ、本読みブログのお仲間、新刊情報や出版関係のニュースなど50サイトぐらいを登録しています。
 先日も新着記事を順に読んでいたら、目の端をこのブログの名前の「本読みな暮らし」という字が掠めました。「あれ、自分で登録したかな?」と、最近自分の記憶にいまいち自身が持てない私は思いました。でもよく見ると、場所が他のとちょっと違う、上の方の「おすすめのソース」という所にありました。

 今まで知りませんでしたが、Googleリーダーには、登録内容に応じておススメのブログを表示するレコメンド機能があるんです。それで、本の感想や書評のブログをたくさん登録している私に、「本読みな暮らし」もどうですか?ってわけらしいです。
 カッコ付けずに正直に言いますが、Googleに認めてもらった気がして「うれしかった」です。でも、自分の登録が解析されていることを思うと微妙な気持ちでもあります。どうして「痛いニュース(ノ∀`) 」をすすめられているのかも疑問ですし。